2014/12/28

波高し

今年は天気のめぐりがよく、恒例の年末ハマチ釣りに出掛けることができました。

ハマチの反応は期待どおりで、一時はジグを落とすたびに鈎掛かりするまさに「入れ喰い」状態となりました。また、1尾だけでしたが丸々と太ったマサバを釣ることができたのは幸運でした。この時期のマサバは生鮓にするには最高で、正月用に絶好の獲物です。

乗船者がそれぞれハマチを15-20尾を釣ったところで、大物狙いのために大移動。ブリサイズはお目にかかれなかったものの、メジロサイズがポツポツと反応してくるなかなかの好釣日で、私も早々にメジロ1尾を釣り上げることができました。

ただ、天気予報に反して海上に寒気が居残ってしまい、しばしば霰が降り出す始末。高い波がずっと続いたままで、少々船酔いしてしまいました。さらに悪いことに、ブーツ内に海水が浸水して足先が凍えだし、一気に戦意喪失。後半は船室の奥で休み休みでした。

とにもかくにも、海に出られたのは幸いで、よい釣り納めとなりました。

2014/12/23

今年最後のレース

例年どおり、12/23は年内最後のマラソン大会でした。

ここ数カ月ほどあまり熱心には練習できておらず、直近30日の走行実績は9回(距離にして合計150km足らず)。左足の甲はまだ腫れたままで、痛みがないのが幸いとはいえ、大きな不安材料です。

今回は(今回も)事前準備や対策がほとんどできておらず、減量も、計画的なカーボローディングもほぼなし。いつもなら、直前には「カキ料理」などレースに効きそうなメニューを食べてみたりもするのですが、それもなし。せいぜい、前日の夕食をどんぶり飯にしたくらいでした。そんなこんなで、レース前は緊張する由もなく、5m20-30s/kmのペースで気楽に走るつもりで臨みました。

しかしまあ、性分と言うか、条件反射というか、スタートの合図が聞こえるとともに、性懲りもなく方針転換です。「力の限り走れ」、「苦労なくのんびり走っても、得るものはなにもないゾ」と、心の声が激しく命令するので、従うしかありません。

つまりは、レース開始後から飛ばしてしまいました。現実はやはり甘くはなく、それほど速いペースでもないのに、練習不足がたたって肉体的にかなり辛い思いをしました。何度も心が折れそうになりながらも、ようやく40km手前まで到着。後はどうとでも流せる距離です。

その時、近くを走っていたひとりの若いランナーが歯を喰いしばって少しペースを上げはじめるのが見えました。瞬間、また、私のスイッチが入ってしまいました。残っていた力を出し切ってホームストレッチをビルドアップ。赤い彗星の言葉を借りれば、『私についてこれるかな』のトランス状態です。最後はアドレナリンが出たのか、4分20秒/kmを切るペースの激走。相当な数のランナーを抜いたと思います。マラソンの最後の最後でペースを上げて終われるというのはすこぶる楽しく、爽快感が残る最終レースとなりました。

記録(net) 3h32m16s (前半1h45m10s + 後半1h47m06s)


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<以下、私的なメモ>

・ウェア:
 パタゴニアのキャプリーン1(シルクウェイト)。
  今回は、赤色を着用。ゼッケンピンで生地に破れが発生。以降、要注意。
・アンダーウェア:
 アシックスの肩バランス(インナーマッスル)のノースリーブ。最近の定番。
・シューズ:
 ライトレーサーTS。少し馴染ませてから使用。
 レース用としては、軽くてまずまず。脚への負担も特になし。
・日除け付きキャップ:
 モンベルのステンレスメッシュキャップ。
  天気がよく、暑いくらいだったので重宝。
・カーフガード:
 CW-X。これも最近の定番。
・アームガード:
 ザムスト。今回は気温が高く、追い風時は暑いくらい。
 向かい風の時は流石に少し寒かったので、装着して正解だったかも。
・サングラス:
 SWANS。黒いほう。
・ワセリン:
 足指まわり、股周りとも相当念入りに塗りこんでから出走。
 右足#2の親指側にマメ。
・電解質サプリ:
 いつもどおり、10kmごとに1錠ずつ。
  脚が終わりかけていたにも関わらず、痙攣はなし。
 完走後、少し経ってからロンパンを履こうとすると左足を攣ってしまい、倒れそうになる。
・アミノ酸:
 今回は利用せず。
・クエン酸:
 10km地点付近で気分転換に一服。この酸っぱさは気分転換にとてもよい。
・100均のタブレットケース:
 前回、ガチャガチャと音がしたので、ラップをまるめてスペーサーに。改善。
・エイド:
 エイドごとに、スポーツドリンクか水をコップ1-2杯。気温が高かったので多めに。
 20km以降、アンパン(小)を計4-5個分、バナナ2-3切れ。
 うち1回は、少々立ち止まってしっかりと補給。全般に、いつもほどの空腹感はなし。
・トイレ:
 前回、前々回と、毎回同じトイレに入室。少々のタイムロス。
・大会運営:
 事前にゼッケン、荷物札、シューズ用タグを送付していただいたお陰でとてもスムーズ。
 本当に素晴らしい運営に感謝。
・完走記念タオル:
 生地が大幅に安っぽくなった気が・・・。

2014/12/20

5000C 1981 最終モデル

ABUの5000Cシリーズは徹底的に集めることにしておりまして、「Side A」のほうでは、ラベル5000Cとして手持ちのコレクションをチョコチョコと紹介しておりました。ただ、ハイギアが主流となってきた1970年代後期以降は5000Cの製造数自体がとても少なく、特に1979~1981年式の入手は難渋しておりました。

さて、このたびやっと1981モデルを入手することができました。フットナンバーは「811200」ですので、同年でもかなり年末近くの頃に作られたものと思われます。1984式の復刻品(波型リムのレプリカ)が製造される以前のものでは、最後期品のひとつでしょう。


それ以前のものとの大きな違いは3つほどあります。

(1) ドラッグホイール(ドラッグスター)が4本爪
(2) ギアプレート(ブレーキプレート)がシルバーグレー
(3) ネジ類が光沢のあるクロームではなく、鈍い真鍮色


シルバーグレーのプレートは、結構よいアクセントになっており、とても好きなデザインです。

残るは1979年式と1980年式。気長に探したいと思います(なお、1982-1983年には製造されていないとされていますが、ABUのことですのでもしかするとひそかに作っていたのかも知れません・・・・)。

2014/12/18

ルアーキット

どうも昔から「キット」や「パック」や「セット」といった言葉に弱く、ついつい手が伸びてしまいます。「中に入っているうちの何個かは『決して使わない』種類のものだ」という真実はさておき、最近では、ディスプレーやコレクションとしてもよいのではと思い始めているところです。

新しいタイプのアーボガストの「百聞は一見に如かず」シリーズ。よい出来ばえです。
廃番になる前に数セットまとめて入手しておきました。・・・壁飾りです。 


こちらのメップスのキットはバス用。ちょっとレトロな感じのする写真が前面・背面に印刷されており、雰囲気抜群です。取り出して使う気は全くありません。このままコレクション用です。


女性の釣り師の写真、特に古い年代のものは素敵なものが多いですね。1970年代のオリムピックのカタログなんかでも、魅力的なお姉さんが表紙になっていたりして、当時は複雑な気分でした。


さて、こちらは1992年のバスプロショップスのカタログ。対象種別に、メップスルアーのキットが売られていました。全魚種分、揃えておけばよかったと後悔しております。

2014/11/29

最終回

12月間近にしては珍しく、とても暖かい雨が降りました。

暖かい水がまだ残っていることを期待し、このあたりではやや規模が大きく、かつ水深のある池まで30分ほど早朝ドライブ。到着後早々に準備を済ませ、まだ暗い夜明け前から釣りを開始しました。ところが、なかなかルアーがうまく動かせず、思うように釣りができません。明るくなると、池の表面に無数の落ち葉が浮いているのに気付きました。釣り難いはずです。

魚の反応らしきものは計3回。まともに出たのは1回のみ。小さな岬と倒木が絡んだスポットにメドウマウスを投げ込み、連続3回ほどテーブルターン。少し止めたところで、「ガバッ」と水飛沫。出るとは思っていなかったので、慌てて大アワセ。慎重に寄せ、やり取りを楽しみ、無事にキャッチすることができました。サイズはともかく、うれしい1尾でした。

その後は雨脚が急に強くなり、予定よりも早めに納竿。これで、バス釣りは2014シーズンの幕引きです。フローターやウェーダーを丁寧に洗濯し、来シーズンに備えたいと思います。


使った釣り道具:ABU Ambassdeur 5000CDL, Fenwick Boron-X (XCA-554 or 555 blank, hand-customed)Stren Hi-Vis Green 14lb, Heddon Zara Spook (2nd), Chugger Spook, Meadow Mouse, Lucky 13, Big Bud, Gilmore Hoodler, etc.

BF=17/30

2014/11/23

5年

本日、とあるマラソン大会に参加しました。初のマラソン(フルマラソン)も同じ大会でしたので、ちょうど5年が過ぎたことになります。

実のところ、9月のウルトラマラソン以降、あまり真面目な練習ができていません。走行距離は、10月は155 km、11月もこの大会までの間に110 km。走り込みの時期としては過去最低レベルです。言い訳するのは嫌なのですが、ここのところ仕事も結構忙しく、しかも、新調したシューズの紐を強く結び過ぎて左足の甲を痛めてしまいました。今もずっと腫れています。という訳で、準備不足の今回は、「決して無理をしないこと」を念頭に出場しました。


大会は10:30スタート。ちょうどそのころから雲が切れ、晴れ間が出てきました。風も弱く、絶好のランニング日和です。スタート前は、5m25s/km くらいのペースで走ろうかと考えていましたが、条件がまずまずなので気持ちペースを上げ、左足に痛みが出ない限りは5m10s-5m15s/km をキープしてみることにしました。

走り方やレースの展開には、ランナーそれぞれに哲学や目標、得手不得手があり、本当にさまざまです。ただ、実際に走ってみるとわかりますが、ずっと一定ペースで走るランナーと言うのは意外なほど少ないものです。今回、前半はそれなりの数のランナーが私を抜いていきましたが、一緒になってペースを上げることはなく、はやる気持ちを抑えて走り続けました。後半はほとんど抜かれることもなくなり、逆に圧倒的に抜くことが多い展開となりました。特に、登り坂でもペースを落とさないことを心掛けたので、坂のたびに数多くのランナーを抜くことができ、気分良く完走することができました(この大会は、最後の登り坂がなかなかの名物となっています)。まあ、記録自体は大したことはありませんが、至極爽快でした。

走行後の疲労や筋肉痛も特に感じず、せいぜい気になるのは指先にできた小さなマメ程度。週末のロング走の一環と考えれば、まずまずの結果でした。戻ってきたら体重がやや増えていたのも驚きです(レース前・中・後にたくさん補給を取ったのは間違いありませんが・・・)。年内にあともう1レースエントリーしているので、そちらも楽しく走ることができればと思っています。

記録(net) 3h41m29s (前半1h50m29s + 後半1h51m00s)

※ 写真の先頭付近、川内選手とワイナイナさんが写っています。
  

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<以下、私的なメモ>

・ウェア:
 パタゴニアのキャプリーン1(シルクウェイト)。
   シューズに合わせてミドレンジャー。
・アンダーウェア:
 アシックスの肩バランス(インナーマッスル)のノースリーブ。
・シューズ:
 サロマレーサー(ターサーTSかライトレーサーTSで出場の予定が、
 足の甲の腫れで変更)。
 走行距離、600km以上。
 レース用としてはそろそろ寿命かいいシューズなんだけれども。
・日除け付きキャップ:
 モンベルのステンレスメッシュキャップ。
  低気温時もそれなりに暖かい。
・カーフガード:
 CW-X。
・アームガード:
 ザムスト。最後まで装着。長袖を着るよりも良好。
・サングラス:
 SWANS。最後の10kmくらいは外す。
・ワセリン:
 足指まわりはもっともっと念入りに。
 左足#2と右足#5にマメ。
・電解質サプリ:
 いつもどおり、10kmに1錠ずつ。お守り代わりに。
  最後の登りでは、一瞬だけふくらはぎに痙攣の前兆あり。
 無事に回避。
・アミノ酸:
 今回は利用せず。
・クエン酸:
 中間地点付近で、気分転換に一服。酸っぱいのがよし。
・100均のタブレットケース:
 電解質サプリを入れたが、ガチャガチャと音がウルサイ。要工夫。
・エイド:
 スポーツドリンクはエイドごとにコップ1杯。
 折り返し以降、バナナ3-4本、黒糖ひとにぎり×5回ほど。
 空腹を感じたので、パンやおにぎりがあればありがたかった。
・トイレ:
 スタート前に済ませたものの、16km地点で我慢できなくなり入室。
 長い先客がいたので、1.5分くらいのロスあり。その後に急いでペース回復。 

2014/11/21

Balsa 50 Special

Retrom さんのブログで、スペシャルオーダーカラーのBalsa 50を拝見し、懐かしくなってタックルボックスの中を捜索しました。バス釣りに国産ルアーを使わなくなってから15年ほど経ちますが、改めてボックスから取り出してみると昔の懐かしい情景が次々に浮かんできます。

初めて買ったのは、厚リップのパーチ。1980-81年頃かと思います。西梅田のマルビル横にあった、「世界の釣具 十字屋」にて。こいつは目玉が黄色です(*1)。確か、同行した友人はスピードスティックとダイアモンドマイコンを購入したように記憶しています。

ホワイトコーチとパロットは、もうしばらく後に購入したもの。梅田のエストに移った十字屋さんは、なぜかアルファ&クラフトの製品を扱わなくなったので、すぐ隣の阪急百貨店(イングス)の地下の釣具売り場か、ミナミのFSS(フィッシングサロン心斎橋)で調達したように思います。


ほかに、こんなのも出てきました。FSS SPECIAL です。もともとはディープランナーだったのを、自分でリップを短くし、シャローランナー仕様に変えてあります。ベリーには、「OSAKA JAPAN」 の文字が。大量に特注したのか、FSSの2Fの壁際には、大小各サイズの様々なカラーがたくさん掛かっていました。


50を使っての釣りでは、バルサ特有の素晴らしいアクションに魅了されつつも、障害物にぶつけて壊さないかという恐怖心がいつも付きまとっていました。果敢に攻め込むには、勇気と思い切りが足りませんでした。

*1: Retromの畏兄から、「厚リップ」=「スタウト」ではなく、「厚リップ+白目玉」=「スタウト」、「厚リップ+黄目玉」=「レギュラー」だと教えて貰いました。厚リップのものはすべてスタウトモデルだとずっと思い込んでいました。

2014/11/17

GRA タイガー、再び

私の知る限り、GRAのタイガーには6種類ばかりのバリエーションがあるかと思います。できれば全て集めてみたいと願ってきましたが、やっとのことで最後のひとつを入手することができました。

(1) ブラックリップ、ブラックバック
 (2) クリアリップ、ブラックバック
 (3) グリーンリップ、ブラックバック
(4) イエローリップ、ブラックバック
(5) イエローリップ、ブラックバックなし

そして、最後のひとつがこちら。
(6) 赤目(赤瞳)のGRA

塗り(仕上げ)、リグ、腹のロゴが通常品とは異なります。ヘドンの迷宮から出てきた匂いがプンプンするルアーですが、とにかく顔付きが気に入っています。

2014/11/15

Side C


旧いリストを見直しつつ、開高さんの釣道具をひとつひとつ紹介するページを作成中です。事情により閲覧制限を掛けておりますが、もしご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたらメールやコメント欄からお知らせください。ご覧いただけるように設定いたします(GoogleのIDが必要なようです)。

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Fishing Tackle of Takeshi KAIKO

2014/10/26

ガーデンショップ

本日は素晴らしい陽気で、午前中に20kmのペース走。たっぷりと汗がでました。

午後は近所のガーデンショップへ。正直なところ陸上植物にはあまり大きな関心はなく、庭仕事や畑仕事からはなるべく身を遠ざけようとしています。しかしながら、どうもこうも避けられない状況も年に数回は発生し、今日は家族に付き合って近くの園芸店まで出掛けました。

お店の庭はさすがにプロの仕業。見事なものでした。カメラを持参していたのでアレコレパチパチと。巣箱に棲みついていたカエルと目が合い、苦笑してしまいました。

 

2014/10/25

夜長の片付け

秋の夜長に部屋の片付けを始めたのはよいものの、結局はかえって散らかるばかり。あれやこれやと気になるモノが出てきて手に負えません。

ABUのトビーバッグ、オレンジとイエロー。他にグリーンやネイビーもあります。こういう布製品は、時々は虫干ししなければなりません。 



ショーケースの中の5000Cコレクションを年代順に並び替えてみたり・・・(都合3ダースほど)。
5000Cは1967年頃から製造開始とされていますが、1967-1978の各モデルは、パーツ違いも含めて揃っているはずです。最後期の1979-1981のモデルは未入手です。この年代ともなると、時代の要請かハイギアのリールを優先して作っていたようで、1:3.8の5000Cは製造ロット数がかなり少なくなったとされてます。その後、少し飛んで1984年にも再生産されました。


ショーケース数段分の「開高さんコーナー」の各アイテムを並べ替えてみたり・・・。越前海岸の民宿「こばせ」さんのマッチケース、片面は柳原良平さんのデザイン、もう片面は開高さんのコピーが書かれています。映えるデザインです。


ついでにチャガーコレクションの整理にも手を付けようと思いましたが、早々に断念。レアカラーはともかくも、普通は見過ごしてしまいそうな定番色でさえ、細かな仕様違いが出てきて収拾がつきません。
   
RH (吹き目、クリアベリー、黒ぼかし)
XRW (吹き目、クリアベリー)
XRS (吹き目、シルバースケールバック)
BF (イエローアイ、イエローアイシャドー)