実のところ、9月のウルトラマラソン以降、あまり真面目な練習ができていません。走行距離は、10月は155 km、11月もこの大会までの間に110 km。走り込みの時期としては過去最低レベルです。言い訳するのは嫌なのですが、ここのところ仕事も結構忙しく、しかも、新調したシューズの紐を強く結び過ぎて左足の甲を痛めてしまいました。今もずっと腫れています。という訳で、準備不足の今回は、「決して無理をしないこと」を念頭に出場しました。
大会は10:30スタート。ちょうどそのころから雲が切れ、晴れ間が出てきました。風も弱く、絶好のランニング日和です。スタート前は、5m25s/km くらいのペースで走ろうかと考えていましたが、条件がまずまずなので気持ちペースを上げ、左足に痛みが出ない限りは5m10s-5m15s/km をキープしてみることにしました。
走り方やレースの展開には、ランナーそれぞれに哲学や目標、得手不得手があり、本当にさまざまです。ただ、実際に走ってみるとわかりますが、ずっと一定ペースで走るランナーと言うのは意外なほど少ないものです。今回、前半はそれなりの数のランナーが私を抜いていきましたが、一緒になってペースを上げることはなく、はやる気持ちを抑えて走り続けました。後半はほとんど抜かれることもなくなり、逆に圧倒的に抜くことが多い展開となりました。特に、登り坂でもペースを落とさないことを心掛けたので、坂のたびに数多くのランナーを抜くことができ、気分良く完走することができました(この大会は、最後の登り坂がなかなかの名物となっています)。まあ、記録自体は大したことはありませんが、至極爽快でした。
走行後の疲労や筋肉痛も特に感じず、せいぜい気になるのは指先にできた小さなマメ程度。週末のロング走の一環と考えれば、まずまずの結果でした。戻ってきたら体重がやや増えていたのも驚きです(レース前・中・後にたくさん補給を取ったのは間違いありませんが・・・)。年内にあともう1レースエントリーしているので、そちらも楽しく走ることができればと思っています。
記録(net) 3h41m29s (前半1h50m29s + 後半1h51m00s)
※ 写真の先頭付近、川内選手とワイナイナさんが写っています。
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<以下、私的なメモ>
・ウェア:
パタゴニアのキャプリーン1(シルクウェイト)。
シューズに合わせてミドレンジャー。
・アンダーウェア:
アシックスの肩バランス(インナーマッスル)のノースリーブ。
・シューズ:
サロマレーサー(ターサーTSかライトレーサーTSで出場の予定が、
足の甲の腫れで変更)。
走行距離、600km以上。
レース用としてはそろそろ寿命か。いいシューズなんだけれども。
・日除け付きキャップ:
モンベルのステンレスメッシュキャップ。
低気温時もそれなりに暖かい。
・カーフガード:
CW-X。
・アームガード:
ザムスト。最後まで装着。長袖を着るよりも良好。
・サングラス:
SWANS。最後の10kmくらいは外す。
・ワセリン:
足指まわりはもっともっと念入りに。
左足#2と右足#5にマメ。
・電解質サプリ:
いつもどおり、10kmに1錠ずつ。お守り代わりに。
最後の登りでは、一瞬だけふくらはぎに痙攣の前兆あり。
無事に回避。
・アミノ酸:
今回は利用せず。
・クエン酸:
中間地点付近で、気分転換に一服。酸っぱいのがよし。
・100均のタブレットケース:
電解質サプリを入れたが、ガチャガチャと音がウルサイ。要工夫。
・エイド:
スポーツドリンクはエイドごとにコップ1杯。
折り返し以降、バナナ3-4本、黒糖ひとにぎり×5回ほど。
空腹を感じたので、パンやおにぎりがあればありがたかった。
・トイレ:
スタート前に済ませたものの、16km地点で我慢できなくなり入室。
長い先客がいたので、1.5分くらいのロスあり。その後に急いでペース回復。
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