2014/09/28

ストレーンの強度表示

昨夜、リールのラインを交換していた時のこと。指で挟むと何となく太さ(細さ)に違和感が・・・。パッケージを確認し、不安的中と同時に謎が解けました。先日、ウーンデッドスプークを失くしてしまった時のラインのことです。

数カ月前に購入したストレーンの「Hi-Vis Gold」、どうやらアメリカから海外への輸出版だったようです。服や靴のサイズ表記のように、このラインも輸出先の表記に変更して販売されていました。

アメリカのラインは、「その強さで引っ張っても破断しない」強度で表示されていることが多く、また、結束強度を重視しているとも聞きます。一方で、日本や他の国(特にIGFA規格)では、「その強さでは必ず切れる」引っ張り強度で表示されることが多いようです。

どんなラインでも結束部は強度が落ちます。アメリカで多用されているパロマーノットは、様々な結び方の中でも結束強度が強いほうらしいですが、それでもラインの引っ張り強度の90%程度が最大のようです。もちろん、結び方が悪いと強度はさらに落ちます。都合、アメリカ国内仕様と輸出版とでは、1~2クラスの表記の差が出てきてしまいます。

参考メモ(Original Strenの場合):
  14lb (USA表示) = 20lb (日本仕様), 直径0.014" (=0.36mm, 4.5 or 5号相当)
  12lb (USA表示) = 17lb (日本仕様), 直径0.013" (=0.33mm, 4号相当)    
  10lb (USA表示) = 14lb (日本仕様), 直径0.012" (=0.29 or 0.30 mm, 3 or 3.5号相当)
  
いつもより細い10lbラインを買ってしまい、強いラインのつもりで使ってしまっていた訳です。


もちろん、バスのトップウォーターフィッシング、特にオープンウォーターのそれならば、「10lb」あれば十分な強さです。また、ルアーの動きを重視すれば、より細いラインのほうが適していることも理解しています。ただ、私の釣り方では、少々のことがあっても「魚に切られないこと」を最重要視し、保険をプラスして強めのラインを選択してきました。しかも、かなり頻繁に(6~8時間の使用ごとに)巻き替えています。

問題は、ラインの強さはもとより、もっと強度があるものと思い込んでロッドやリール(ドラッグ)をオーバーセッティングしたことと、水上でも手荒に扱ってしまったことにあったようです。大失敗でした。
 

思い起こすと、ストレーンとの付き合いはかれこれ40年近くにもなり ます。小中学生当時には、他にも「銀鱗ソフト」や「ルアール」なども使っていましたが、アメリカの匂いがプンプンする「ストレーン」は別格でした。今の製 品は、昔のもののように「白い粉を噴きまくる」感じがなくなりましたが、それでもブレのない使用感と一貫した強度には絶大の信頼を置いています。強引に 引っ張ると潔い切れ方をしますが、これも昔ながらです。よいラインです。

※蛇足ながら、釣り堀での鯉釣りにハマっていた頃にも、視認性のよいストレーンを愛用していました。釣り堀のおじさんがゴールドのストレーンを見て、「人造テグス」と言っていたのを思い出します。当時の釣り堀では、釣った目方(重量)や、体色(色鯉等)、大物(大助:オオスケと呼ばれていました)に応じて代金を返金(買い取り)してくれるシステムで、通い詰めていた私は、毎回入場料のほぼ全額が戻ってくるくらいの腕前でした。当時、その釣り堀では釣り糸は3号以下という規則があったのですが、私が使っていたのはストレーン10lbでした。当時のダイワのカタログでも約3.5号と表記されていたように記憶しています。・・・30年くらい前のお話です。

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という訳で、もとのスタイルに戻すため、早朝釣行に。やはり、太いラインは安心感があります。
とはいえ、ラインのテストにもならない小さな小さな魚しか釣れませんでしたが・・・。



使った釣り道具: ABU Ambassdeur Royal Gold LE, Mr Don MW59N (Dog Fighter) w/ Fuji wood grip, Stren Low-Vis Green 12lb, Heddon Zara Spook, Chugger Spook, Hedd Hunter Minnow (w/ prop), Southbend Nip-I-Diddee, Smithwick King Snipe, etc. 
BF=12/23

2014/09/27

GRA Tigers

疲労のせいか、今朝は起きられず。午前中はタックルの整理整頓などゴソゴソと。

ブラック、クリア、グリーン (Heddon 1030, Magnum Tiger)
ブラック、クリア、グリーン (Heddon 1020, Tiger)
そして、ブラック、クリア、グリーン (Heddon 1010, Tiger Cub or Tiny Tiger)


はたまた、背骨のブラックなし (Heddon 1020, Tiger)

この「背骨なし」のはエラー品かと思いきや、過去にも何個か見たことがありますし、他のルアー(ダイイングフラッター等)でも同様のカラーバリエーションが存在します。1980年のカタログのもよく見ると黒い背骨がありません(ただ、カタログ掲載のは「黒眼-赤瞳」仕様です)。

最後の「黒眼-赤瞳」、何度か見たことがあるのですが残念ながら入手には到っていません。チャガージュニア(9520)でも時々出てくるカラーバリエーションです。とても格好良いので、結構気長に(かつ真剣に)探しています。
 
ヘドン1980年版カタログより

2014/09/23

フィン

思いつきで 新しいフィン を入手してみたので、インプレなどを。
旅行用でコンパクトということだったので、小規模な野池にどうかと思った次第です。

結果、装着や水上での使い勝手はよいのですが、圧倒的に推進力が足りません。太ももを使って大きく動かせばそれなりに進みますが、ひざ下を使って移動して行くのには不便です。また、足首を動かしての細かな移動には好都合かと思いきや、ちょっとフィンを捻ったくらいではほとんど動かず、かえって大きな動作をしないといけなくなる代物でした。予備、または夏場の水遊び用になりそうです。

釣りのほうはほとんど期待していなかったのですが、最初に訪れた水のきれいな池ではやはり丸坊主。2箇所めに移動した時にはすでに陽が高くなり、雲ひとつない晴天で。それでも小バスが数尾相手をしてくれました。



最近、使用している4000番台のブロンズブッシュモデル。今日は4600ALをボロンXの4パワー(XC-554)とのコンビで使ってみました。軽くて投げやすく、ヘッドハンターミノーからザラまでほとんどストレスなしに投げられる素晴らしい組み合わせでした。このシリーズのリールは、もっと評価してもよいのかもしれません。

パワーハンドルの長さだけは気に入らないので、ショートタイプ(ABU純正の軸間7cmのもの)に交換済みです。4500ALのほうは、古い年代風のリムステッカー(自作)を貼り付け、少し雰囲気を変えてあります。こちらも回転は抜群です。


BF=11/22

2014/09/20

北風

数日前より北寄りの風が続き、少し肌寒い日となりました。
今朝は、子供の体育大会前に、ほんの短時間だけ釣りに。

結局、ブルーギルとバス数尾。
貧果の原因は北風ということにして、早々に戻ってきました。 

水中でゆっくりと太腿を動かし続けたので、よい疲労回復トレーニングにはなりました。

 


使った釣り道具: ABU Ambassdeur 4600AL (このリールも軽くて調子は抜群です。), Fenwick LGX -38C (小規模野池だとちょっと長いかも), Stren Hi-Vis Gold 12lb, Heddon Wounded Spook, Hedd Hunter Minnow (w/ prop), Pico Pop, etc. 
BF=10/21

2014/09/16

レースの総括

今回のウルトラマラソン参加にあたっては、エントリー開始となった春頃に再挑戦とトレーニングの開始を決心しておりました。練習時点から全くの手探りだった昨年とは異なり、今年はまずは自分の前回の走り方をしっかりと見直すことから始めました。2013年版大会記録集のスプリットデータをもとに、自分自身とほぼ同じ時間帯に完走したランナー20人、約1時間早くゴールした20人、それぞれの区間平均や標準偏差を計算し、自身の記録と見比べてみました。


 

明らかになったのは、前半の飛ばし過ぎと後半のスタミナ切れ。特に後者は大きな課題でした。そこで、6月以降、1回あたりの走行距離をとにかく延ばす努力をしました。その際、できる限り気温の高い日中を選んで走るようにしました。また、ゆっくりと走るのが苦手だったので(今もかなり苦手ですが)、実践できないまでも「意識して」遅く走ることを心掛けました。

また、グラフの60-70km区間の落ち込みから明らかなとおり、上りでのペースが遅すぎました(坂道走行自体は嫌いではないのですが)。これといった特効薬が思い浮かばなかったので、夏場はトレイルやクロスカントリー走もできる限り多く取り入れてみました。幸い、私の住む地域にはよい山道がたくさんあり、練習場所にはこと欠きませんでした。


かくして、2014年のレースを迎えました。
夏場の天候不順もあり、練習量が十分という確信はありませんでしたが、「後は貯まったチップを換金するだけ」と覚悟を決めました。


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今回もGPS時計(Garmin 910XT)を腕に付けて走ったので、非公式な走行記録ならば自分で取得することができます。早速、データを抜き出し、昨年の記録と比べてみました。


スタートから50kmまでは昨年とほぼ同じペースで走っていたことがわかります。50km以降は、昨年よりもずいぶんとよいペースで走れており、しかも後半にはビルドアップができていました。狙いどおりの粘り強い走りができたことがデータからも示されており、まずまず満足な結果です。

GPSデータを活用すれば、走った各地点の標高情報も取り出せます。そこで、コースとペースとの比較も試みてみました。レストステーションでの休息や着替え、また、上り坂を除けば、概ねコンスタントなペースで走れていることがわかりました。ただ、こうやってグラフ化すると、新たな課題もいくつか見えてきます。 もし、次回があるのならば、今回の結果を踏まえてより良い記録を目指したいところです(もう少し涼しい季節に開催される、起伏のないコースのウルトラマラソンが理想ですが・・・)。   




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<以下、私的なメモ>

・ウェア:
 速乾性シャツはパタゴニアのキャプリーン1(シルクウェイト)。気分転換のために前後半で着替え(微妙な色違い)。ショートパンツと靴下(5本指ソックス)は交換なし。もしかすると、全コース着替えなしでも良いかも。

・アンダーウェア:
 前半はファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュのノースリーブ、後半はアシックスの肩バランス(インナーマッスル)のノースリーブ。肩バランスは昨冬のフルマラソンでも好印象だったので、ウルトラでも着用。上半身(腕の振り)の持久力向上につながっている確かな感覚あり。

・シューズ:

 500km弱ほど走ったサロマレーサー。油断して靴紐が緩すぎ、靴の中で足が動いてしまう羽目に。結果、指の各所にマメが発生。基本的には指のマメ(指裏以外)は我慢が可能。前足部の裏はカーフガードとの擦れ防止のためにテーピングしていたので、特に問題なし(足裏のズル剥けは致命的なので、今後も要用心)

・日除け付きキャップ:
 モンベルのステンレスメッシュキャップ。真夏の練習時から愛用。高気温時には最適で、水被りの後でも蒸れは全く感じず。後半は、後頭部との間に氷を入れたりも。冷却効果抜群。

・カーフガード:
 CW-X。履いていたほうが安心(ロングタイツはここ数年、疲労回復目的にしか使用せず)。

・アームガード:
 ザムスト製。早朝や山の上で寒さを感じた時、また日差しが強烈な時にも着用するつもりが、結局はスタート直後にすぐに外してポケットに。軽いので、苦にならないのはよし。

・ワセリン:
 内股にはしっかりと塗っていたので擦れなし。足指まわりはもっと念入りに塗っておくべきだった。

・電解質サプリ:
 いつもどおり10-20kmごとに1-2錠ずつ。脚は全く攣らず。今回は、ほぼすべてのエイドで梅干しを食べたので、もしかするとミネラル系は足りていたかも(途中のトイレは2回。相当量の水分を補給していたので、収支を考えると発汗量はかなりのはず)。

・アミノ酸:
 販促で貰ったバイタルプロ。力価が大きいものほど不味いことが判明。補給がしっかりできるのあれば不要かも。

・エイド用持ち込みパワーバー、ゼリー等:
 2箇所の持ち込みエイドそれぞれに、タラミのどっさりゼリー×1、一本満足×2、オールレーズン×1袋、スポドリ500mL×1を用意。ただ、いずれも全く口にせず(各エイドで十分に補給)。次回からは不要。

・シンプルハイドレーションボトル:
 今回は、氷(+水)を入れて走るのに重宝。途中途中で、体や脚に掛けたり、頭からかぶったり。

・スパイベルト:
 容量的にはこれで十分。今後は、ワセリン、日焼け止め、サロメチールの持ち運び方を工夫すべき。小さな容器に入れて持っておくのがベター。

・その他:
 長距離ランニングでは、得意な部分で苦手な部分をカバーするのは難しい。全体のコンディショニング、全体の底上げが必要。

2014/09/15

無事に完走

昨日の日曜日に、昨年に引き続きウルトラマラソンに参加してきました。
終始爽快な気分でレースを楽しむことができ、昨年より1.5時間ほど短い時間で完走できました。
この歳でまだ何か自己更新ができるというのはありがたいことです。

当日朝(?)は0時50分に起き、おにぎり2個と餅4個を胃に入れました。スタート直前にも、餅を2-3個追加で食べる予定にしていたのですが、前日に少しお腹の調子を崩していたため、大事を取ってバナナに変更。ウェアなどの準備は概ね前夜に済ませていたので、特に慌てることもなく、スタート前はとてもスムーズでした。

今回は、レース中に唱えるマントラを2つ準備していました。

(1) ウルトラマラソンはセルフマネジメントのスポーツ。
  フィジカル3割、メンタル7割。気持ちで走ること。   

(2) ウルトラマラソンは単なる大食い競争(+少しの運動と良い景色が加わったもの)。
  ・・・「BORN TO RUN」の名言
  エイドステーションでの補給を怠らず、気負わず完走を目指すこと。

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0-10 km:  1h 00m (5m58s/km) 
   夜明け前は涼しく、時折小糠雨が降るコンディションで、絶好のレース日和でした。感覚的にはもっと速いペース(5分/km程度)のほうが気持ちがよくなる条件でしたが、とにかく前半は抑えて走りました。

10-20km:  0h 59m (5m55s/km) 
   コンディションが良かったせいか、周りのランナーたちがやたらと飛ばします。前半は、走行中に抜く数よりも、抜かれる数が圧倒的に多い区間が続きました。ただ、私自身は各エイドステーションでの所要時間が全般にかなり短く(=走りながらの飲み食いが苦にならない)、抜かれたランナーたちをエイド周辺で抜き返し、また途中で抜かれるような展開の繰り返しでした。この頃から、足の指に何となく違和感が出てきましたがひとまず無視して過ごしました。

20-30km:  1h 00m (6m01s/km) 
   この区間もよいペースで進みました。第1関門の手前で、違和感のあった靴紐を暫定的に結びなおしました。この頃から、落ちていくランナーをポツポツと見掛けるようになってきました。

30-40km:  1h 06m (6m38s/km)
   この区間には勾配の強い坂道が含まれており、特に上りはペースが落ちてしまいます。ただ、ペースダウンも予定の範囲内。特に大きな疲労もなく、先に進みました。気温が上がり始め、35km地点付近では初めて頭から水を被りました。

40-50km:  1h 11m (7m07s/km) 
   44km地点に休憩所があり、うどんなどが提供されていました。ここで少し長めの休息を取ることにし、うどんや梅干し、クッキーなどを大量にいただきました。コーラもあったので、何杯もがぶ飲みしました。ランニング中のコーラがこれほど美味しいものとは知りませんでした(昨年は、コーラの存在に気付きませんでした)。      

50-60km:  1h 16m (7m38s/km)
   第2関門(兼、荷物を事前に預けることができるエイドステーション)が56km地点にあり、 そこでシャツの交換と靴紐の結び直しをしました。やはり、相当緩かったようです。ここで靴下の替えも用意していたのですが、小指あたりの異変(マメ)を目にするのが嫌だったので、ひとまずは靴下は交換せずに進むことにしました。ただ、万一の備えとして、以降は小瓶に入れたワセリンをポケットに入れて走りました。休息ついでに、サロメチールを脚に丹念に刷り込み、後半戦に備えました。この頃から日射しが強くなり、相当暑くなってきました。

60-70km:  1h 24m (8m22s/km)
   この区間には標高400mの坂道登り(実際には、200m上って100mほど下り、再度400mまで上るコース)があり、最大の難所です。昨年の経験から、無理をせずに9m/kmを超えない程度にゆっくりと進む作戦で着実に上りました。

70-80km:  1h 13m (7m19s/km)
   第3関門(74km地点)に到着しました。体力的にも精神的にも特に問題はなく、今回は残り20km少々を走り切る余裕が残っていました。   

80-90km:  1h 09m (6m57s/km)
   何か「抜けた」感覚があり、山を下りるあたりからペースを上げることができました。長距離走で後半に力を注ぐことができるのは気持ちがよいものです。ただ、気温が高くなり、灼熱の太陽が降り注ぐようになったのには困りました。サロメチールを塗った皮膚に日射しが当たると、強烈な痛みが襲います。幸い、後半はエイドステーションごとに被り水が用意されていたので、ありがたく毎回頭から掛けさせていただき、少しでも体表面や体内の温度を落とすように努めました。また、後半でも「できるだけ食べて飲むこと」を忘れずに実践しました。まだまだ食欲が落ちない自分の胃腸を、これほど頼もしく感じる瞬間はありません(ウルトラマラソンでは道の端で嘔吐するランナーを見掛けることも度々で、本当に気の毒に思います)。

90-100km:  1h 05m (6m29s/km)),  Total (100km):  11h 24m 04s
   最後の10kmは気合を入れて、(気持ちだけでも)ビルドアップしながら走りました。残り10kmで終わってしまうのが心惜しく、まだもう少し走っていたいような不思議な気分(錯覚?)も感じました。昨年とは異なり、この区間ではたくさんのランナーを抜くことができ、心地よくゴールをくぐりました。走って良かったと思える、とても良いレースでした。

2014/09/12

大失敗

日曜日には、懲りずに長距離マラソン大会に出場する予定で、本日はその準備のため休暇を取ることに。ついでに朝のひと時だけ釣りに出掛けてみました。

ただ、釣りは失敗続きでガックリと頭を垂れる羽目になってしまいました。

最初の失敗は、大切なオールドルアーのロスト。ストレーンの14lbをメインに使うようになってから、滅多なことではルアーを失くさずに過ごしてきたのですが、とうとう十数年振りにやってしまいました。最近入手したウーンデッドスプーク(ホワイトベリーのパーチ)。ほんの数投の命でした。夜な夜なフックやペラを替えたり捻ったりして、楽しみなルアーだったのですが。


開始早々に、堰堤近くの岸に投げ込み、数秒ポーズ。背中まる出しの良いヒットがあり、そこそこのサイズを確信してフッキングした途端、ラインの張りがなくな りました。今日に限って、ラインは14lbではなく、12lb。おそらくはペラにラインが絡まっていたのかと思いますが、あまりにもあっさりと切れたことに茫然としてしまいました。その後、数尾出るもどれも小バス。キャストも定まらず、動揺が続きました。



次なる失敗は、フローターのパンク。思い起こすとルアー回収時にルアーのフックが当たったような気もしていたのですが、気が付いた時には小さな穴から空気が漏れていました。私のフローター(ジョイクラフト社製)は良質な合成ゴム製で、これくらいの穴ならば完全に抜け切るのに数時間は掛かるはずですが(過去に何度も経験あり)、念のため、大事を取ってここで納竿。不完全燃焼のまま帰路に着きました。

さて、日曜日には、「災い転じて福となす」となってほしいところです。

 



使った釣り道具: ABU Ambassdeur 4500AL (軽くて使いやすい、良いリールです), Daiko Prestige PBC-56L, Stren Hi-Vis Gold 12lb (I used 12lb, not 14lb, on this particular day!), Heddon Wounded Spook, Chugger Spook, Hedd Hunter Minnow (w/ prop), etc. 
BF=9/20