2014/12/23

今年最後のレース

例年どおり、12/23は年内最後のマラソン大会でした。

ここ数カ月ほどあまり熱心には練習できておらず、直近30日の走行実績は9回(距離にして合計150km足らず)。左足の甲はまだ腫れたままで、痛みがないのが幸いとはいえ、大きな不安材料です。

今回は(今回も)事前準備や対策がほとんどできておらず、減量も、計画的なカーボローディングもほぼなし。いつもなら、直前には「カキ料理」などレースに効きそうなメニューを食べてみたりもするのですが、それもなし。せいぜい、前日の夕食をどんぶり飯にしたくらいでした。そんなこんなで、レース前は緊張する由もなく、5m20-30s/kmのペースで気楽に走るつもりで臨みました。

しかしまあ、性分と言うか、条件反射というか、スタートの合図が聞こえるとともに、性懲りもなく方針転換です。「力の限り走れ」、「苦労なくのんびり走っても、得るものはなにもないゾ」と、心の声が激しく命令するので、従うしかありません。

つまりは、レース開始後から飛ばしてしまいました。現実はやはり甘くはなく、それほど速いペースでもないのに、練習不足がたたって肉体的にかなり辛い思いをしました。何度も心が折れそうになりながらも、ようやく40km手前まで到着。後はどうとでも流せる距離です。

その時、近くを走っていたひとりの若いランナーが歯を喰いしばって少しペースを上げはじめるのが見えました。瞬間、また、私のスイッチが入ってしまいました。残っていた力を出し切ってホームストレッチをビルドアップ。赤い彗星の言葉を借りれば、『私についてこれるかな』のトランス状態です。最後はアドレナリンが出たのか、4分20秒/kmを切るペースの激走。相当な数のランナーを抜いたと思います。マラソンの最後の最後でペースを上げて終われるというのはすこぶる楽しく、爽快感が残る最終レースとなりました。

記録(net) 3h32m16s (前半1h45m10s + 後半1h47m06s)


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<以下、私的なメモ>

・ウェア:
 パタゴニアのキャプリーン1(シルクウェイト)。
  今回は、赤色を着用。ゼッケンピンで生地に破れが発生。以降、要注意。
・アンダーウェア:
 アシックスの肩バランス(インナーマッスル)のノースリーブ。最近の定番。
・シューズ:
 ライトレーサーTS。少し馴染ませてから使用。
 レース用としては、軽くてまずまず。脚への負担も特になし。
・日除け付きキャップ:
 モンベルのステンレスメッシュキャップ。
  天気がよく、暑いくらいだったので重宝。
・カーフガード:
 CW-X。これも最近の定番。
・アームガード:
 ザムスト。今回は気温が高く、追い風時は暑いくらい。
 向かい風の時は流石に少し寒かったので、装着して正解だったかも。
・サングラス:
 SWANS。黒いほう。
・ワセリン:
 足指まわり、股周りとも相当念入りに塗りこんでから出走。
 右足#2の親指側にマメ。
・電解質サプリ:
 いつもどおり、10kmごとに1錠ずつ。
  脚が終わりかけていたにも関わらず、痙攣はなし。
 完走後、少し経ってからロンパンを履こうとすると左足を攣ってしまい、倒れそうになる。
・アミノ酸:
 今回は利用せず。
・クエン酸:
 10km地点付近で気分転換に一服。この酸っぱさは気分転換にとてもよい。
・100均のタブレットケース:
 前回、ガチャガチャと音がしたので、ラップをまるめてスペーサーに。改善。
・エイド:
 エイドごとに、スポーツドリンクか水をコップ1-2杯。気温が高かったので多めに。
 20km以降、アンパン(小)を計4-5個分、バナナ2-3切れ。
 うち1回は、少々立ち止まってしっかりと補給。全般に、いつもほどの空腹感はなし。
・トイレ:
 前回、前々回と、毎回同じトイレに入室。少々のタイムロス。
・大会運営:
 事前にゼッケン、荷物札、シューズ用タグを送付していただいたお陰でとてもスムーズ。
 本当に素晴らしい運営に感謝。
・完走記念タオル:
 生地が大幅に安っぽくなった気が・・・。

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