2014/09/15

無事に完走

昨日の日曜日に、昨年に引き続きウルトラマラソンに参加してきました。
終始爽快な気分でレースを楽しむことができ、昨年より1.5時間ほど短い時間で完走できました。
この歳でまだ何か自己更新ができるというのはありがたいことです。

当日朝(?)は0時50分に起き、おにぎり2個と餅4個を胃に入れました。スタート直前にも、餅を2-3個追加で食べる予定にしていたのですが、前日に少しお腹の調子を崩していたため、大事を取ってバナナに変更。ウェアなどの準備は概ね前夜に済ませていたので、特に慌てることもなく、スタート前はとてもスムーズでした。

今回は、レース中に唱えるマントラを2つ準備していました。

(1) ウルトラマラソンはセルフマネジメントのスポーツ。
  フィジカル3割、メンタル7割。気持ちで走ること。   

(2) ウルトラマラソンは単なる大食い競争(+少しの運動と良い景色が加わったもの)。
  ・・・「BORN TO RUN」の名言
  エイドステーションでの補給を怠らず、気負わず完走を目指すこと。

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0-10 km:  1h 00m (5m58s/km) 
   夜明け前は涼しく、時折小糠雨が降るコンディションで、絶好のレース日和でした。感覚的にはもっと速いペース(5分/km程度)のほうが気持ちがよくなる条件でしたが、とにかく前半は抑えて走りました。

10-20km:  0h 59m (5m55s/km) 
   コンディションが良かったせいか、周りのランナーたちがやたらと飛ばします。前半は、走行中に抜く数よりも、抜かれる数が圧倒的に多い区間が続きました。ただ、私自身は各エイドステーションでの所要時間が全般にかなり短く(=走りながらの飲み食いが苦にならない)、抜かれたランナーたちをエイド周辺で抜き返し、また途中で抜かれるような展開の繰り返しでした。この頃から、足の指に何となく違和感が出てきましたがひとまず無視して過ごしました。

20-30km:  1h 00m (6m01s/km) 
   この区間もよいペースで進みました。第1関門の手前で、違和感のあった靴紐を暫定的に結びなおしました。この頃から、落ちていくランナーをポツポツと見掛けるようになってきました。

30-40km:  1h 06m (6m38s/km)
   この区間には勾配の強い坂道が含まれており、特に上りはペースが落ちてしまいます。ただ、ペースダウンも予定の範囲内。特に大きな疲労もなく、先に進みました。気温が上がり始め、35km地点付近では初めて頭から水を被りました。

40-50km:  1h 11m (7m07s/km) 
   44km地点に休憩所があり、うどんなどが提供されていました。ここで少し長めの休息を取ることにし、うどんや梅干し、クッキーなどを大量にいただきました。コーラもあったので、何杯もがぶ飲みしました。ランニング中のコーラがこれほど美味しいものとは知りませんでした(昨年は、コーラの存在に気付きませんでした)。      

50-60km:  1h 16m (7m38s/km)
   第2関門(兼、荷物を事前に預けることができるエイドステーション)が56km地点にあり、 そこでシャツの交換と靴紐の結び直しをしました。やはり、相当緩かったようです。ここで靴下の替えも用意していたのですが、小指あたりの異変(マメ)を目にするのが嫌だったので、ひとまずは靴下は交換せずに進むことにしました。ただ、万一の備えとして、以降は小瓶に入れたワセリンをポケットに入れて走りました。休息ついでに、サロメチールを脚に丹念に刷り込み、後半戦に備えました。この頃から日射しが強くなり、相当暑くなってきました。

60-70km:  1h 24m (8m22s/km)
   この区間には標高400mの坂道登り(実際には、200m上って100mほど下り、再度400mまで上るコース)があり、最大の難所です。昨年の経験から、無理をせずに9m/kmを超えない程度にゆっくりと進む作戦で着実に上りました。

70-80km:  1h 13m (7m19s/km)
   第3関門(74km地点)に到着しました。体力的にも精神的にも特に問題はなく、今回は残り20km少々を走り切る余裕が残っていました。   

80-90km:  1h 09m (6m57s/km)
   何か「抜けた」感覚があり、山を下りるあたりからペースを上げることができました。長距離走で後半に力を注ぐことができるのは気持ちがよいものです。ただ、気温が高くなり、灼熱の太陽が降り注ぐようになったのには困りました。サロメチールを塗った皮膚に日射しが当たると、強烈な痛みが襲います。幸い、後半はエイドステーションごとに被り水が用意されていたので、ありがたく毎回頭から掛けさせていただき、少しでも体表面や体内の温度を落とすように努めました。また、後半でも「できるだけ食べて飲むこと」を忘れずに実践しました。まだまだ食欲が落ちない自分の胃腸を、これほど頼もしく感じる瞬間はありません(ウルトラマラソンでは道の端で嘔吐するランナーを見掛けることも度々で、本当に気の毒に思います)。

90-100km:  1h 05m (6m29s/km)),  Total (100km):  11h 24m 04s
   最後の10kmは気合を入れて、(気持ちだけでも)ビルドアップしながら走りました。残り10kmで終わってしまうのが心惜しく、まだもう少し走っていたいような不思議な気分(錯覚?)も感じました。昨年とは異なり、この区間ではたくさんのランナーを抜くことができ、心地よくゴールをくぐりました。走って良かったと思える、とても良いレースでした。

3 件のコメント:

  1. 愛知県在住2014年9月17日 8:20

    blogを拝見させて、頂き3年ほどたちます。
    長距離ランニングを完走できるなんて、すごすぎます。
    僕も頑張って、まず、フルマラソンを、完走出来るように、体力をつけたいです。

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  2. 初めてコメントさせて、頂きます。
    ウルトラマラソンを完走できるなんて、
    すごすぎます。僕も頑張って、まず、フルマラソンを
    完走できるように、頑張りたいとおもいます

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  3. 書き込みありがとうございました。
    私自身、本格的な陸上競技の経験は皆無で、ランニングを始めてまだ6年少々といったところです。気長に練習すれば、誰でも完走のチャンスはあると思います。どうぞ頑張ってください。

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